銀の雫


銀の矢が僕に突き刺さる

君を失った僕を責めるように

銀の糸が君を縛る

その手が僕に伸びないように

灰色の世界に銀の雫が降り注ぐ

君のためなら何でもすると誓ったはずなのに

君を想うがためにその誓いは破られた

今残るのは孤独に戻った僕と

君の抜け殻だけ

消えることなく輝き続ける

銀の罪に照らされて

小雨が降る外を見ていたときにふと思いついて書いた詩です。
雨が刺さるように地面や人に当たるなぁと思ったら、ふと言葉が浮かんできました。

2011/05/24 13:58

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